神学講座は、社会のただ中にあって信仰の深化を望むすべてのキリスト者に、有意義な生涯学習の場を提供することを目的としています。個々の興味ある科目を選んで聴講することはもちろん、３年続けて全課程を聴講すれば、神学の基礎的な知識を一通り修得できるように企画されています。
教職にある人々には宗教科教員免許状の取得ができるように、毎年、文部科学省から免許法認定公開講座としての認定を受けるよう申請しています

今年度の神学講座は、日本カトリック大学連盟のご協力の下、南山大学、聖心女子大学、清泉女子大学からも講師を派遣していただくことになりました。それによって、開講する講座数を増やし、これまで東京、大阪のみでの開催でしたが、対面での講座を同時双方向で配信し、対面会場、オンライン会場合わせて全国最大７カ所から、受講する会場を選択することが可能となります。

なお、この複数会場での受講の措置は、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止を目的とし、規定する。」特例として許可されておりますため、来年以降、同様に実施できるかは未定となっております。予めご了承ください。

講座は、連続する二日間の集中講義で、1 講座(1単位)とし、年間14講座を開講します。すべての講座で単位を修得すれば、教育職員免許法第6条「別表第4」に基づく中学校教諭1種免許状（宗教）に必要な28単位（高等学校教諭１種免許状は24単位）を2年間で修得することができます。

またもちろん、単位を修得されない方でも、ご自身の興味に合わせ1講座からお申し込みいただけます。

みなさまのご受講をお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教職・学芸員課程センター長　　澤田　稔
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コーディネーター　　　　　　　片山　はるひ