神学部の特徴


キリスト教神学・倫理・文化を学びたいすべての人に開かれた学部

神学部共通の基礎科目を学んだ後で、神学・キリスト教倫理・キリスト教文化の3つの系に分かれ、学生の関心に応じて専門を深めることができます
勉学の成果は卒業論文としてまとめます。その準備のために担当教員のきめ細かな指導に加え、卒業論文ゼミナールなどの勉学の方法を身に付けるチャンスが充実しています


一人ひとりの関心に応じて科目の履修が可能です

神学・キリスト教倫理・キリスト教文化の3系を柱としてカリキュラムが編成されています。神学系は、神学を専門的に学びたい学生や聖職者養成が目的です。ここで学んでさらに大学院に進むことにより、ヴァチカン教育省認可の学位(STB/STL/STD)を取得することができます
キリスト教倫理系では、人間のいのちや社会正義などの倫理をキリスト教的価値観に立脚して学びます。倫理分野に関心のある学生と宗教科教員あるいは倫理を教える教員の養成を目指します
キリスト教文化系では、思想・芸術・聖書の分野で、キリスト教文化の歴史的歩みと現代的意味を学びます。神学の知識を踏まえた深いキリスト教的教養を身に付けた人材の養成を目指します。またこの系に属しながら教職免許を取得することもできます


社会人にも学びやすい少人数教育です

1年次入学40名に加え8名の編入定員を設け、少人数できめの細かい教育を行ないます。また大学既卒の社会人の生涯教育、あるいは宗教科教員や聖職者のリニューアル教育の場を提供します
編入学者は、宣教実務系(2013年度より開設)を選択することができます。教会活動の基礎となる分野をゼミ形式で学びます。この系で2年間学んでから大学院(神学研究科)修士課程に進学すると、成績優秀者は1年で修士の学位が取得可能になりました


現代外国語に加え、ラテン語など古典外国語も学べます

神学部では英語またはラテン語が選択必修です。現代の諸問題に取り組むには英語は必須のコミュニケーション手段です。ラテン語はヨーロッパの歴史・文化を原典に基づいて理解するには不可欠です。聖書をより深く読み味わうために聖書ギリシア語、聖書ヒブル語も学べます


宗教科教員免許と社会科教員免許が取得できます

神学部で必要な単位を履修して卒業すると、宗教科教員免許を取得できます。同時に、宗教科の免許を基礎免許として、社会科教員免許(中学社会・高校公民)も取得できます